【アルナック-100day ranking】番外編 助手の考え方②
前回の番外編では、助手の隠された重要な効果について述べました。 他にも、助手にはアイテムと比較して明確に優れているポイントがいくつかあります。
- 5枚の手札とは別枠にあり、ラウンド開始時のドロー数を+1できる(考え方①で紹介)
- 毎ラウンド必ず使用できる(考え方①で紹介)
- 獲得後すぐに使える
- ボーナスにより、ラウンド中に複数回使用できることがある
暗黙ドローを差し引いても、同等の効果を持つアイテムより助手のほうが概ね1.5~2倍程度強いです*1。
獲得後すぐに使える、という効果が、恐ろしいほど噛み合っている助手が一人います。 そう、みんな大好きお金助手です。
考え方①の記事で、金状態の車助手が馬だという話をしました。 では、銀状態のお金助手は何に当たるでしょうか。 時計でしょうか?1ドローが抜けています。1ドロー2金というのはアイテムにはないですが、馬よりやや劣る程度と考えてよいでしょう。
お金助手が凶悪なのは、それ自身が馬レベルの生産力を持ちながら、同時に3~4金のアイテムを確保できるところです。 1ラウンド目にお金助手を獲得したプレイヤーは、馬を5回以上*2打つ権利と、他の誰よりも強いデッキを同時に得ます。
自動車1枚で、馬+双眼鏡と戦えるでしょうか? いいえ、1ラウンド目ですから。確かに、まだ負けたと決まったわけではないですね。 当然、こちらも強い助手を獲得して対抗しなければならないでしょう*3。
最初の3人のうちにお金助手がいる場合、全力で確保しに走らなければなりません。 手番が後ろの場合は冷静に取れないことを覚悟しつつも、他のプレイヤーが"苦労しなければ"取れないように全力を尽くすべきでしょう。 また、逆にお金助手が見えていない場合は、不用意なめくりを避けなければならないでしょう*4。
一方で、ゲームが終盤に近付くほど、強いアイテム獲得は難しく*5、かつ期待値が小さく*6なっていきます。中盤以降は、お金助手の価値は半減するでしょう*7。
ところで、アイテムの枠に収まらない助手がもう少しいそうですね。 お金助手とも渡り合える助手たちについては、また後日紹介できればと思います。