たなから1金

最近はまっているボードゲームについて書き散らかします。

【アルナック-100day ranking】Fishing Rod

Fishing Rod / つりざお

概要

購入コスト:2金 / 移動力:1船 / 終了時得点 2点

3金割引の上、アイテムを1枚獲得する。 この時、新しく市場に追加されるアイテムを選んでもよい。

評価

ランクD(36/40位)

  • 序盤:△
  • 中盤:△
  • 終盤:〇

解説

ロマンにあふれる勝負師の相棒。 3金割引は強力で、一見するとダントツに強いデッキでリードできそうに見えるが、多くの場合その期待は裏切られる。 1ラウンド目に釣竿を確保しても、使用が2ラウンド目、釣竿で獲得したアイテムを使えるのは3ラウンド目である。 せっかく手に入れた強カードも、使える機会は1-2回ということになる。デッキはできたが点は得られずゲーム終了、ということになりかねない。 また、釣竿で獲得したアイテムと釣竿自体がかぶってしまった場合、移動力が足りず*1釣竿の使用をあきらめざるを得ないリスクも高い。

上手く扱うには、ドローとの併用が必須となる。研究の序盤にドローボーナスがある場合は、2ラウンド目の獲得アイテムを手札に引っ張ってこれそうにも思えるが、つりざおを振っている間に誰かにボーナスを取られてしまうのがオチだろう。

必ずデッキを強くするという覚悟をもって、1ラウンド目にドロー助手を確保しておくことも考えられるが、みすみす他のプレイヤーに使いやすい助手を明け渡すことにもなる。

最初の印象とは裏腹に、序盤よりむしろ終盤に向いていて、うまくいけば2金で5点ほど生んでくれる*2。守護者ボーナスや構築により手札が余りそうなら貰っておくのもいいだろう。

なお、単体ではいまいちだが、バックパックと組み合わせたときには化けるかもしれない*3

その他

単体での使いにくさと、ゲームスピードとのミスマッチを重く見てD下位評価です。 ドローや廃棄を低く見積もりすぎている傾向はあるかもしれません。単にデッキ構築が下手なだけ...?

自動車や飛行機が市場に出る前に取れたら脳汁出しましょう。

ここまでの格付け表

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これまでに公開されたアイテム

casual-boardgamers.hatenablog.jp

*1:3,4ラウンド目にはランク2の場所を狙っていきたいものだ

*2:もしかすると、序盤に獲得した場合でも、デッキの強さにこだわらずに素点を狙えば強いのかもしれない

*3:1ラウンド目に釣竿とバックパックが両方手に入る確率はどの程度なのだろうか。機会があったら釣り師プレイをやってみたくもある