たなから1金

最近はまっているボードゲームについて書き散らかします。

アルナック記念企画 鳥番外編 Tips集

おまけとして、いくつかTipsを紹介します。

相手の手札

獲得ログとそのラウンドの捨て札から、今~次ラウンドの相手の手札がある程度予測できます。 例えば、1R目に車のお金カードを捨てていない相手がいたら、山札に残ったカードが車のお金なので、次ラウンドで確実に車の移動力を用意できると予想できますし、弓を購入したプレイヤーは、次ラウンド発見済みで守護者が放置されている場所へ行きたいかもしれません。また、既に船のお金から資金を得た後であれば、そのラウンド船の移動力を持っていない可能性が上がります。 相手の状況が見えると、どのリソースが足りずどの場所の優先度が高いか、最短の場合どの研究ルートを取るかや、遺物獲得まで何手かかるかがある程度計算できます。競争のゲームなので、何をどの順番で急ぐかは極めて重要で、捨て札は無視できない情報源です。

消えた遺物

ラウンド終了時に市場から取り除かれた遺物・アイテムもチェックしておきましょう。笛があるかないかで、後半に助手サプライの変化があるかがわかりますし、獲得助手の価値も変わります。また、遺物獲得ボーナスでお目当ての(多くの場合オカリナか星図か頭蓋骨)遺物を待つ際も、既に失われた遺物を延々と待つようなうっかりは避けたいところです。

助手の序列

中級編で触れたとおり、鳥面では銀状態で強い助手が強いです。 とはいえ、アイテム格付けと同様、読み物程度に。組み合わせが重要です。

銀状態序列
Aランク:常に強い
お金>磁石
Bランク:組み合わせを考えながら優先して取る
車=船>石板=アプグレ>矢じり=宝石>獲得
Cランク:できれば避ける
飛行機>廃棄
Dランク:絶対に避ける
ドロー
金状態序列
磁石>獲得>アプグレ>矢じり>宝石>お金>廃棄>車=船>石板>飛行機>ドロー

ところで、ランダムボーナスや場所のドローは強いと言いつつ、ドロー助手が弱いのはなぜかと思われるかもしれません。しかしよく考えてみると、ドローボーナスは助手だと金状態相当ですが、磁石や石板は銀状態で出ます。

磁石が出る遺物

磁石助手・獲得助手は2磁石を生むので、助手系の遺物でドリブルが可能です。最終的に1-2磁石しか余らず他の遺物が取れない時に、先に回しておくことで素点に変えるテクニックです。 笛は実質ただで1点になりえます。儀式用の楽器は1磁石減りますが素点が2あります。 太鼓になると、素点1で手札まで取られるので、磁石+矢じり助手のような組み合わせでなければ別の遺物のほうがいいでしょう。 めくりによっては磁石助手がサプライに残りうるので、古のワインが2磁石を生むこともあります。 サンダルや先導者の杖、守護者の王冠は、素点と磁石消費が見合わないので、よほど磁石が余ってなければ取らないか、素直に研究リソースに変えましょう。 星図は磁石を取ると1金割高なのですが、相手に渡さないために取ったほうがいいです。素点も2あります。 変則的ですが、黒曜・水晶や猿のメダルでブラシ・弓等を引っ張ってくるのも磁石を生む遺物と言えるでしょう。

終盤の発見

守護者や場所の発見も良く見ておきましょう。特に最終ラウンド、新しい場所を発見して2磁石orアイテム獲得を引いても大丈夫かは考えておく必要があります。まだ1枚も出ていない時は相応に確率が上がっているので注意しましょう。また、宝石が出やすいか、石板が出やすいかもわかる場合があります。 見落としがちですが、頭蓋骨でめくられた場所はもう出ません。2矢じり2石板の場所を期待するなら、まだめくれてないことを確認しましょう。 5R目に手帳を上げ切る場合、最後の守護者の移動力ボーナスが余りがちです。一方で、ドローや廃棄、アプグレは最後まで使えるかもしれません。最悪廃棄できなくても、リソース分でマイナスを帳消しにできるなら、あえて場所や遺物から恐怖を出しておくのもよいでしょう。

飛行機

飛行機はワーカーを使い切った後に引かないよう気をつけましょう。特に、鳥面6ステップ目のランダムボーナスがドローの時は、2ドローでやってしまいがちです。引いてしまったら、ラウンド終了時の"手札に残す"を使うことになりますが、1ドロー損になります。

討伐の権利

5R目に限っては、ランク2の場所より未発見の場所のほうが獲得競争が激しくなります。 特に鳥面では、固定の研究ボーナスにより全体の磁石生産量が多いので、未発見の場所が枯れがちです。 移動力上、発見済みのランク2の場所3~4か所がすべて他プレイヤーに埋められることは考えにくいですが、未発見の場所がなくなって守護者討伐の権利がなくなることがままあります。 鳥面最後の手帳ボーナスは破格の点数効率なので、これを失うのは非常に痛いです。注意しましょう。 手帳の3磁石を安易に遺物に変えてしまって、5R目に3磁石用意できない、またはランク1の場所が枯れて6磁石いる、などは、たまに陥る落とし穴です。 なお、4R目までに手帳を上げ切っておくと、5R目には心置きなく好きな場所を探索できます。ただ、その場合でも守護者討伐は点数効率がいいので、もう1討伐狙っても良いでしょう。4金や3石板の守護者が既にめくれているのか、引いても対応できるかには注意します。